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「スカイウォーカーの夜明け」を一足先に鑑賞した感想。

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スター・ウォーズ最新作 エピソード9『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は日米同時公開の日程は2019年12月20日となっている。

 

しかし中国の公開日が12月18日となっており、日本より一足先に公開される。これは観るしかないと思い、すぐにチケットを予約。

 

本日は12月19日、1977年に公開された『スター・ウォーズ/新たなる希望』から42年、スカイウォーカー家の物語を描く最後の『スター・ウォーズ』を鑑賞してきました。

 

 

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』感想

エピソード7〜8を振り返る

 

新3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の監督を務めたのはJ・J・エイブラムズ。

これまでのスターウォーズテイストを目一杯詰め込み、新3部作の世界観を一気に提示。様々なキャラクターを登場させ、今後の作品への前振りのような作品であった。たくさんの謎が生まれたので、今後の展開を考察するなど盛り上がりを見せた。

 

そして、ライアン・ジョンソンが監督を務めたエピソード8『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、これまでの「スターウォーズ」の世界観や一貫性、伝統を崩している描写が多く、これまでのスターウォーズへのリスペクトが足りない(旧三部作でルークが果たした功績など)、スターウォーズらしさが失われていると感じた方が多かったと思う。

 

特にルークの変貌、描き方には疑問を持った方が多いだろう。人の心は、闇と光だけではなく変化し不安定なものというリアルな人間性などを表現したかったのだと考えられるが。。「スターウォーズ」という物語を見たかったファンには受け入れられない衝撃であったと思う。

 

スターウォーズが持つ世界観は、他のSF映画とは違う独特の雰囲気を持っている。しかし「最後のジェダイ」では、ギャグを多く取り入れたドンチャン騒ぎの面白SF映画のような印象を受けた。

 

これはこれで、これまでのスターウォーズの世界観を一新し、新たなスタイルを生み出そうとしたことは理解できる。ただ続編としてのスターウォーズとしては受け入れ難い映画となってしまった。(完全スピンオフ作品なら良いかも)

 

スカイウォーカーの夜明け感想

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いよいよ『スター・ウォーズ/新たなる希望』から42年、スカイウォーカー家の物語を描く最後の『スター・ウォーズ』の感想へ。

 

ネタバレしない程度に簡単に感想をまとめます。

 

1〜9の最後ということで、どんな展開になるのか緊張しながら劇場へ。

オープニングのテーマ曲でドキドキが止まらなくなりました。音楽の魅力は計り知れません。

今作では音楽面も満足でした。スターウォーズファンの期待に応えたのではないでしょうか。

 

ストーリーですが、結構リズム良くガンガン進んでいきます。

前作批判を受けた点をかなり意識した構成になっている印象を受けました。

例えば、過去作と構図が似ていたり、ファンサービスがたっぷり入った作品になっています。

 

これまで謎となっていた部分についても何とかしようとしています。

様々な議論が交わされることになるとは思いますが、様々な意見が飛び交うことも大切なことだと思っているので、個人的にはどんな意見や考察が生まれるのか期待しています。

 

 

個人的な意見としては、エピソード7〜9を観た印象としては「カイロ・レン(ベン・ソロ)」の物語だったように感じた。

 

レイは圧倒的に強くブレることが無さそうで安心して見ることができます、しかしカイロレンは何かと心が動いて、様々な表情を見せます。

 

エピソード9はカイロレンの表情を見ているだけで涙が出ます。頑張れベン。

 

これ以上はネタバレが溢れそうなので、これまで。。

 

今回の「The Rise of Skywalker」上映時間141分ですが、細かい意見はあったりしますが、これまでの疑問点なども解決しつつ、綺麗にまとめられたのではないでしょうか。

映画を観た後は、自然と笑顔で劇場を後にしました。満足です。

 

*中国で映画を鑑賞しましたが、中国語の翻訳でジェダイ=「武士」と翻訳されていました。嬉しいポイントでした。