南京大学へ短期留学をした時の、ちょっとした話。
中国留学を検討している方には少しでも参考になれば嬉しいです。
南京大学へ短期留学した話。
南京大学には、「南京大学海外教育学院」という中国語を学ぶ環境があります。
授業は英語で行われ、中国語が全くできない初心者から上級者まで多くの学生が在籍しています。
私自身、産まれてすぐに海外生活(シンガポール・マレーシア)を経験しました。(記憶はほんのわずか)
幼稚園の頃に日本に帰国したのですが、「英語と日本語どちらも中途半端」という状態で苦労したのを覚えています。
海外生活のおかげなのか、外国の方への抵抗が一切ありません。気持ちの問題かな。
産まれた場所が違ったとしても同じ人間ですからね。人種なんて全く気にしたことはないです。
ここからは、私の留学体験のお話です。
久しぶりの海外生活ということで、人生初の留学生活は想像以上に楽しいものでした。
ほんの少しだけ中国語を学んだ程度だったので、心配していましたが優しく対応していただきました。
私のクラスメイトは、「オーストラリア、デンマーク、スペイン、韓国、タイ、インドネシア、などなど」国籍は様々。
4コマの授業で、2人の先生が2コマずつ担当する形式でした。
読み書き、会話の両方を学んでいきます。授業内容はコミュニケーションを重視したものが多く、覚えたての中国語で会話するのは楽しかったです。
語学を学ぶ為のポイントとしては、「間違っても良いから、明るく笑顔でハッキリと発音してみる!」ではないでしょうか。
中国語は発音が難しいので、ガンガン発音して修正していく感じでした。
とにかく発音してみる、単語を使ってみると先生は丁寧にポイントを教えてくれました。
授業では、中国の文化を先生が自慢げに紹介したり微笑ましい場面もあったり、生徒との交流を重視した内容でした。
英語での会話が基本なので、慣れない英語で交流してみるのも面白かったり、授業後に一緒にカフェや学食で授業内容の予習復習をしたり。
少し時間が経ってくるとお互いに簡単な中国語で交流にチャレンジしてみました。人と交流するのは本当に大好きなので魅力的な時間でした。
勉強も楽しかったのですが、趣味の方でも楽しい思い出ができたので紹介します。
南京大学にはテニスコートがあり、学生だと無料で使用することができます。
私は中学高校時代の記憶はテニスのみと言っていいほどテニス漬けの学生でした。
大学〜大学院時代はテニスコーチの仕事をしていた経験も。
そんな私ですが、南京大学では他の学生グループの練習に参加させてもらい、練習相手として連絡先を交換しました。
それからは練習相手に困ることはなく、たまに南京大学の生徒にもテニスを教えたりしました。
スポーツは言葉の壁を簡単に超えることができると実感した良い経験でした。
適度に気分転換ができたことで勉強にも集中することもでき、かなり健康的な生活を過ごすことができました。
海外生活は、不安なども多いと思います。気分転換は大切だと感じました。
実際、3ヶ月くらいの授業はあっという間に終わりました。
最初の頃に比べると違いも実感できる程度には、充実した留学生活を送ることができました。
最適な環境で大満足の南京留学
中国留学を考えている方には、おすすめの環境です。
現地の方もみんな優しいので危険な経験もなく、逆に助けてもらうこともありました。
中国は危険では?とよく聞かれますが、実際そんなことはありません。
細かい文化の違いはありますが、そこは相手の文化を尊重して生活することが大切です。
違う国の文化体験は新鮮で、外から見るものとは違う印象を受けるかもしれません。
また外から見る日本も新しい魅力に気づくきっかけになるのではないでしょうか。
留学生活のちょっとした小話でした。