写真メインの私ですが、映像にもチカラを入れたいと考えていました。
去年からシネマラインFX30購入を検討していました。
しかし、最終的にはZV-E1を購入。ZV-E1を選んだ理由をご紹介します。
ZV-E1かFX30|予算30万円のカメラ選びで悩む
10bit収録できるカメラが欲しくなる
写真機として愛用している「SONYα7Ⅲ」に買い増しとして、動画機を検討している方は多いかも。
私はダビンチリゾルブでカラーグレーディングを初めてから、8bitではなく10bit収録ができるカメラが欲しくなった。
さらにα7Ⅲは手ぶれ補正が弱めなので、ジンバルや三脚運用が多くなるのが負担と感じていた。
FX30に魅了される
10bit収録が可能で、SONYのレンズ資産を活用できるシネマラインカメラ“FX30”は最有力候補だった。
FX30はキャンペーンを活用すれば約20万ほどで購入できるだけでなく、4K120p収録やファン搭載など申し分ないスペック。
FX3と同等で業務機のオーラが漂う外観は撮影意欲が爆発しそうで、一目惚れのような感覚に陥った。
小型最強スペックZV-E1が発表される
動画機として評価されるα7SⅢのセンサーを使用して、AIを駆使した最新AFやダイナミックアクティブ手ぶれ補正など新機能を超小型ボディに詰め込んだZV-E1が登場。価格.comの最安値では「26万円」とかなり抑えてきた。
熱暴走や華奢なボディが懸念点ではあったが、長回しはあまりしないので個人的には問題なし。
実機を触ってみて心が揺れる
ZV-E1とFX30を比較する為、実機を触りにビックカメラへ向かった。
私の手はあんまり大きくないので、FX30のグリップが必須ではなくZV-E1でも良いな…と感じた。
FX30の質感は抜群に良く、ZV-E1はコンデジのような質感。ただZV-E1の軽さに関しては衝撃を受けるはず。
想像とは違うことも多いので、購入前は実機を触ってみることをおすすめする。
ZV-E1に決めた理由は?
懸念点・デメリット
ボタン類が少ない問題に関しては、新しく設計されたUIとタッチスクリーンが使いやすい点、カスタムボタンで対処できそうだったので気にならなかった。熱問題も4K24pなら割と回せる(1時間程度)ので問題なし。
決め手・メリット
まずは、“7SⅢと同じ高感度フルサイズセンサー”。
私の持つSEL24-240 F3.5-6.3という高倍率ズームレンズが夜景でも大活躍できると考えた。
また、単焦点24mmF1.4GMと合わせれば、レンズの性能を持て余すことなく発揮してくれるだろう。
そして、“新機能ダイナミックアクティブ手ぶれ補正”
まるでジンバルに乗せているようなスムーズな補正となっており、実機で触った時に衝撃を受けた機能だ。
クロップ倍率が約1.43倍となっており、広角なレンズが必要となるのは注意点。
ジンバルの負担がかなり軽減されるため、大きな利点だと感じている。
地味に嬉しいのは、動画で使えるズームレバー
全画素超解像ズームを割り当てることで、単焦点レンズで1.5倍ズーム(4K撮影時)が可能になる。
常に持ち運びたくなるカメラ
なんだかんだ小さいのは正義だと思う。
カメラを持ち出すハードルが下がり、小さいボディからは想像できない美しい映像を記録できている。
威圧感の無いボディなので、周囲からの目も気になりずらく、自然な表情を引き出せるのも魅力だ。
今後はYouTubeなどの動画コンテンツも積極的にアップしていくので、ご覧いただければ嬉しいです。